当記事は2014/09/06の記事の再配信です。
PDFでもご覧いただけます。
PDF版:虫歯予防と歯磨きの歴史 ~フレッシュ通信 Vol.3~
夏の照りつけるような強い日差しもやわらぎ、さわやかな風と虫の音が心地よいフレッシュ歯科にとって、はじめての秋がやってきました。
開院して4ヶ月、その間ご来院いただいた皆様、本当にありがとうございました。
これからも皆様のお悩みや不安によりそった診療を心がけてまいります。
予防歯科についてはこちらのフレッシュ通信でもご紹介しています。
- 虫歯予防にもつながるお口の中の乾燥対策 ~フレッシュ通信 Vol.4~
- 虫歯予防の天敵、プラーク(歯垢)とは ~フレッシュ通信 Vol.5~
- 虫歯予防でよく聞くフッ素とは ~フレッシュ通信 Vol.6~
- 虫歯予防に効果的な補助清掃用具とは ~フレッシュ通信 Vol.7~
- 8020運動と予防歯科 ~フレッシュ通信 Vol.8~
- 歯磨き粉の選び方 ~フレッシュ通信 Vol.13~
- 食べ物からはじめる予防歯科 ~フレッシュ通信 Vol.16~
- キシリトールと虫歯予防 ~フレッシュ通信 Vol.17~
- よく噛んではじめる予防歯科 ~フレッシュ通信 Vol.18~
- 食べる以外の歯の働きを知ろう ~フレッシュ通信 Vol.19~
- 規則正しい食生活で虫歯の予防 ~フレッシュ通信 Vol.20~
新連載:そもそもの歯(は)なし
皆さま、歯磨きはなんのためにしていますか?
一度痛い思いをした人は…もう虫歯になりたくないから。
そうじゃない人は…磨かないと汚れがたまったり、口臭がしたり、気持ち悪いから。
その結果、今や90%の人が朝晩2回は歯を磨いています。
では、なぜ虫歯や歯周病はなくならず、逆にそれをお助けする歯科医院はどんどん増え続けるのでしょう。
原因のひとつは、皆さまがあまり虫歯や歯周病について知らないからです。
それをお伝えすることも私たち歯科医師の大事な役割です。
そこで、今月号より歯に関する豆知識をお伝えする【そもそもシリーズ】を連載します!
知っておいて損はない!?読むだけで歯磨きが楽しくなり、皆さまの歯ッピーライフが充実すること間違いなしです♪
そもそもの歯(は)なし第1回:歯磨きの歴史
歯磨きの歴史は古く、平安時代には医学書に「朝・夕、歯を磨けば虫歯にならない」と記述されていたそうです。
今のようなナイロンの歯ブラシが発明されたのは80年前で、それまでは小枝の先端をすいて房状にしたものや、竹に豚の硬い毛を植えて歯ブラシとして使っていました。
歯ブラシ選びって実は大切なのです!
歯ブラシを自分の歯並びや歯ぐきの状態に合ったものに変えると、驚くほど汚れの落ち率がアップします!
皆さまは歯磨き粉のさっぱり感にまどわされていませんか?
せっかく歯磨きタイムをもうけているのに、汚れが落ちていないのではもったいないです。
フレッシュ歯科では優秀な歯ブラシをタイプ別にとりそろえております!
ベーシック(B)シリーズ
虫歯の予防や、健康な歯ぐき~やや腫れている歯ぐきの方にオススメの歯ブラシです。
虫歯(カリエス)リスクの高い歯と歯の間に毛先が入り込み、歯垢を除去します。
磨きにくい奥歯やの奥や歯並びが悪い部分にもしっかり届きます。
ぺリオ(P)シリーズ
長い毛はテーパー状に、短い毛はラウンド状になっており、歯間部やポケット内により入り込みやすくなっています。
歯肉に負担をかけず、磨きにくい奥歯の奥や歯並びの悪い部分にもしっかり届きます。